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高等課程入学式式辞

2019.04.06

4月5日(金)、天候にも恵まれ、高等課程の入学式が挙行されました。                  新入生は期待と不安で緊張した表情がとても新鮮に感じましたが、歓迎の辞を述べた在校生のことばに心が温まり、少し涙がこぼれました。

【入学式式辞】

春のやわらかな陽光に包まれ、本日ここに、学校法人菊武学園理事長高木弘恵様をはじめとするご来賓の方々のご臨席を賜り、平成三十一年度入学式を挙行できますことは大きな慶びでございます。高いところからではございますが、ご来賓の皆様方に厚く御礼申し上げます。                          ただいま、入学を許可された新入生の皆さん、入学おめでとうございます。在校生、職員一同、皆さんの入学を心から歓迎いたします。また、保護者の皆様には、お子様が、本校に入学されましたことを心からお喜び申し上げます。                                               本校は、今年創立七十一周年を迎え、「慈母のごとき愛情を持って職業教育に専念する」という建学の精神のもと、生徒に寄り添う「愛情教育」を大切にしている学校です。                      さて、新入生の皆さん、いよいよ今日から菊武生としての生活が始まります。学校生活は長い人生の中では、ほんのわずかな期間かもしれませんが、皆さんが心身ともに大きく成長していく重要な時期であり、将来の進路決定において大切な意味を持つ三年間です。これからの学校生活の出発に当たり、私は二つのことを新入生の皆さんに実践、実現してほしいと思います。                                      一つは、「授業などの学習に向かう姿勢を大切にすること」です。学校は、第一に学習する場です。特に、授業は学校生活の大部分を占める、最も基本となるものです。そして、授業というものは、一方通行になっていては高い効果は生まれません。「教える者」と「学ぼうとする者」とが一緒になって、創り上げていくものです。日々の授業を大切にして欲しいと思います。では、授業を大切にするためにはどうすればよいのでしょう。それには、皆さんが学ぼうとする意識、心構えが大切です。授業前に必要な準備を整え、授業が始まれば気持ちを切り替え、集中して先生方の説明を聞くといった姿勢が求められます。そうした日々の小さな努力の積み重ねは、紙のように薄く、何の効果もないように思うかもしれませんが、一年後、そして三年後には、薄かった紙が本のような厚みとなり、それが、皆さんにとって生きる力と生まれ変わります。こつこつと努力を続けられる生徒であって欲しいと思います。                                       二つめは、「様々な学習に積極的に取り組むこと」です。授業以外にも学習する場はたくさんあります。体育祭や文化祭といった行事、部活動、ボランティア活動、地域との交流活動等、様々な学習の場や機会があります。特に今年度は、地域貢献活動、生徒会活動を中心とした活動、姉妹校との連携や交流活動等、より一層活躍、体験できる機会を増やしていきたいと考えています。そうした機会に積極的に参加し関わってください。部活動にはぜひ入部してください。菊武には魅力的な部活動がたくさんあります。今まで参加していなかった人も何か一つ部活動に加入し、それぞれの目標に向かってチャレンジしてください。大切なのは、日々の生活の中で目標を持つこと。勇気をもってチャレンジすることです。様々な学習の場で、多くのことを経験し学ぶことを通して、チームワークやリーダーシップ、感性、優しさや思いやりなど、豊かな人間性を育んでもらいたいと思います。新入生の皆さん、これから三年間、様々な学習に積極的に取り組んでください。そして、友人とのふれあい、先生方や地域の方々との語らいを通して、多くのことを学んでください。そうした努力を通して、「熱意をもって取り組んだ」「やり遂げた」と言えるものを一つ一つ増やすことで、自信をどんどん蓄えてください。これらの学びや自信が、みなさんをより一層大きく成長させてくれるものと私は確信しています。            保護者の皆様方、改めましてお子様のご入学、誠におめでとうございます。私たち職員一同、お子様一人ひとりが、三年間で多くのことを学び、そして、心豊かな人間性を育むことができるよう、全力を尽くして教育に取り組む覚悟でございます。保護者の皆様におかれましては、本校の教育活動に対するご理解を賜り、積極的なご支援とご協力をいただきますようお願い申し上げます。                                 結びに、新入生の皆さんの限りない成長を祈念しまして、私からの式辞といたします。